2006年3月23日 「Gyao SOCCER PREMIUM / The profiles」 (話を要約しています。ご了承下さい。) |
波戸康広 (室内にて。白のニットトレーナーにジーンズ姿。) --あなたの武器は何ですか?-- やっぱり小さい頃から足が速かったので。 --武器はスピード-- そのスピードがあったから今までやってこれたきっかけ。 そのスピードで、それもスピードは何をやったから速くなったわけじゃないし生まれもって親から貰った足の速さやスピードだったので親に感謝したい。 どんなスポーツにも能力があると思うし。 --プロの洗礼-- やっぱりサッカーの質が違う。ボールをトラップするにしても蹴るにしても質が違う。ワンプレー、ワンプレーが違うのをすごい感じた。 今まではスピードだけで抜けていたのがプロになるとなかなか人を抜けないし、実際問題1年目はリーグ戦に出場させて貰えていたけれど、2年目はシーズン通してゼロだったので自分も参った時期があった。 このまま続けてもやっていけるのかどうかなーって、すごく考えた。 --苦悩の2年目-- 2年目があったからこそ、今までやってこれている部分がある。 あの頃悩んで。フリューゲルスの寮の近くに小学校があって、そこで小学校のサッカーを見て原点に戻るじゃないけどそこで何か貰えるんじゃないかと、見ながら先の事やサッカーの事を考えた。2年目は。 --ライバルチームへの移籍--(フリューゲルスからマリノス移籍) 戸惑いは正直ありました。溶けこめられるのかぁとか。お互いダービーのチームですからね。 でも入ってみてしょうがないし、前向きに考えて。 ひとつ考えたのがその当時マリノスは代表選手が多くて、そのチームで自分が入ってダメでも納得するし。 スター選手も多いし。その中で自分がレギュラー取っていければ上へいけると思ったので逆に希望の方が大きかったです。 --あらたな挑戦DF-- そこで初めて監督さんににディフェンスやってみろって言われて。それがきっかけですよね。 --DFへのコンバート-- 今までFWしかやった事ないのにディフェンスとかサイドバックとかやらさせてもらって試合でも使ってもらえてる中で、やっぱり自分がフォワードやっていたから、やられたくない仕草とか、ディフェンスの時にこのDF嫌だなとかいう思いがあるわけじゃないですか。 DFの時にそういうのをやろうと思っていた。 --スピードを生かした守備-- そこでこのままDFをやっていくとか。その当時もまだ色々悩んでたんですよね。 ストッパーでずっとやっていくには身長も強さもいるので。 その中で僕が思ったのは日本には前に強い選手がたくさんいるけど、裏に強くスピードがっていう、1回抜かれてもまた2回目対応できる選手は少ないと思っていたので、そういう意味でイタリア代表のカンナバロのプレーを良く見て。僕くらいなのに速くて強かったのでプレーを見ながら勉強しましたね。 --アルディージャへの思い-- チームとしては本当に戦力整っていると思うしチームの最低の目標は7位以上ですけど優勝争いできる位の力はあると思うし。 最終ラインの右サイドなんでまずはディフェンスをしっかりしたうえで、攻撃になった時は持ち味であるオーバーラップを出して得点に絡んでいければ1番いいと思っている。 監督さんが良く言っている組織でのディフェンスを考えている。 --日本代表を目指して-- アルディージャの為に早く貢献して、優勝争いすればアルディージャの選手からも何人も選ばれると思うし、そういう意味でどんどん上位を狙っていきたい。 --サッカーとは-- 今まで本当サッカーの事以外の事は考えた事がないから。小学校からずっとサッカー、サッカーで来てるからやっぱり何でもサッカーに結びつけていたので。すべてという言葉が一番あてはまると思うんですけど。 「すべて」ですね。 --好きな言葉-- 「心・技・体」 何事もそうだと思うんですけど心が充実していないと技術や体力がついていかないと思うし、心が抜けてたら技術体力がついていかないと思うので。 小さい頃から両親に言われていた事が、まずは心がちゃんとした心を持った上でスポーツをやれと言われたので、そういう意味でも今でも心・技・体を頭にいれてやっています。 |
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